魔法使い

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魔法使いとは、職業一つである。

概要

魔法使いは、魔法を使うもののことである。ファンタジーにおいては、勇者以上に一般的な存在であると同時に、歴史的にも一般的な存在といえる。

歴史的には、魔女がその代表であると同時に、魔女狩りなどといったネガティブな側面を持った存在でもあった。法という言葉からも、本来は普通の人が理解できない異能の力を扱う異端のものという意味かと考えられる。魔法とは西洋のイメージであるが、東洋でも妖力や呪力など、負の印象のある言葉が使われている。

宗教の影響が現代より強い時代にあっては、そういった人の理解を超えた力は恐怖の対象であったのかもしれない。また、かつての神権政治の時代などは、支配層の神聖性を守るためにも必要なものであったのかもしれないと考えられる。

魔法への憧憬

歴史的に古く、そして広く知られている魔法使いとして、魔術師マーリンが挙げられる。マーリンはアーサー王伝説に登場する魔法使いである。アーサー王伝説は伝説であると同時のイングランドの国家的アイデンティティを形作る神話の役割を果たすものでもあるので、中世などにあってもポジティブにとらえられていたのだろう。

魔法や魔法使いが、憧憬を持って迎えられるようになったのは、近代以降といえる。これは科学技術の発展によるものと考えられる。科学で多くの不可思議な現象が解明されていくにつれて、その理解の範疇を超えた力への憧憬が強まったのだろう。

近代以降の物語で、魔法や魔法使いがポジティブに登場するようになった。グリム童話やアンデルセンなども登場したのは近代になってからである。

現代のファンタジーの基本は指輪物語にあるが、魔法使いは必ずしもそこに属さない。

種類

魔法使いには多くの分類がある。魔術師、魔術士、魔導師、魔導士など。厳密にはそれぞれ意味に違いがあるそうだが、創作においては必ずしも意味ではなく、世界観と会う語感で選ばれているように感じられる。

たとえば、典型的ファンタジーの色の強いドラゴンクエストでは「魔法使い」、一方、SFとファンタジーの融合など挑戦的ファンタジーであるファイナルファンタジーでは魔道士(黒魔道士、白魔道士)など。

また、陰陽師や風水士など総称して魔法使い、ということもできるだろう。

イメージ

いわゆる後衛の役割である、魔法が使える分、体力や物理には不安がある。ただし、これらはゲームのシステム的な側面も大きいだろう。本来は魔法使いは指輪物語のガンダルフのような、いろいろ超越した存在であったといえる。