私の登場
提供: rain-tree
企画
「私の登場」 未来の話なので多少SF。 21世紀最大の巨匠、といわれながらほとんど公の場に 姿を見せなかった謎の多い巨匠の遺作であり、「自伝」風の作品。
モデルは宮崎駿、黒澤明、サリンジャー。
職業は映画監督かゲームクリエーター、または芸術家。
これまで社会にアプローチしなかった巨匠が、
21世紀を総括しそのときどきの私見を述べていく、という内容。
また「私の登場」によって社会にどのような影響を与えたか、も述べていく。
イメージとしては、フォレスト・ガンプ風の内容である。
巨匠は2080年になくなってしまうが、巨匠はCGなどで登場し、 2100年まで作品は続く。2080年以降も巨匠らしい私見が述べられていく。
作品が終わると、ある女性が登場する。 女性は巨匠の孫娘だという。
「私は祖父にとりわけ可愛がられた」
完璧主義者であった祖父は、自身の生涯と21世紀を重ね合わせ総括する、という内容に 強くこだわったため、自身が死んだ後の内容を忠実に表現させるため、 孫娘に自身の考えや作品作り、癖などまで徹底的に自身と同じようになるよう、 「洗脳」された、と述べる。
「こうして、この作品は2100年に発表できました」
了