天変驚異

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天変驚異
世界 天変驚異
ジャンル 異世界ファンタジー

天変驚異の項では、無数の幻影と誰かの思念が物語となって積み重なり、理そのものが変わっていく天変驚異の世界の概要について説明する。

アカシックレコード

それは、世界の過去、現在、未来に至るまであらゆる事象が記録された存在であり、概念である。アカシックレコードに記録されたあらゆる事象は時間軸に沿ってアカシックレコードに定められた通りに発生する。アカシックレコードは曖昧な存在の多いこの天変驚異の世界において唯一絶対のものであり、その存在だけはどんなに偉大な魔法使いであろうと捻じ曲げることはできない。

しかし、その内容となれば話は別である

アカシックレコードの内容を書き換える技を人間は発明して以来、その神の力は大いに利用され、世界は人間の手によって何度も改変されていった。人間はその改変の力を魔法と呼び、今では生活の中で当たり前のように普及するに至る。

人間がアカシックレコードを書き換える力の源、それは人間の思念、感情、認識である。人間が実際にそこに存在すると思ったものは例えなくても存在することになり、存在しないと思えばそこに存在しないことになる。つまるところ、例えその技を極めた魔法使いでなくとも、誰でもアカシックレコードを己の認識によって書き換えることは可能であるが、力無き人間一人が念じたところで、他の人間の思念や認識に阻害され、アカシックレコードを書き換えることは基本的には不可能となっている。

しかし、極稀に世界中の人間の認識が偶然にも一致することによってアカシックレコードを書き換える大きな力となり、世界規模の改変が起きることがある。

これこそが天変驚異であり、その力は世界そのものの理を大きく変え、時には過去の世界がどのようなものであったのか、すべての人々に完全に忘れさせてしまうほどの力を秘めている。

神器、あるいはアーティファクト

人間は魔法や天変驚異によって世界の理を変え続けてきた。もはや過去の記憶はより深く遡るほど、その存在は改変によって上書きされ、曖昧になっていき、現在の人間が過去を知ることは難しくなる。かつて栄華を極めた巨大な都市、超大国、超高度文明。それら全てはアカシックレコードの改変によって遺構すら残さずこの世から消滅し、ほんのかすかに残されたものだけが迷宮やダンジョンと呼ばれ、世界に点在するのみとなっている。

しかし、その忘却の流れに押し流されることなく今もその形を全く変えずに残り続けているものがある。

分かりやすいのは神話である。

かつての世界で活躍した偉人達の物語は、時折その姿形を変えることはあっても、未だ根強く残り続け、神々の神話となって残り続けている。大抵の場合、その神話に合った強力な力を発するアイテム………神器が存在し、それを用いることで、人間はその神話に合わせたアカシックレコードの改変をより効率的に行うことができる。

もう一つがアーティファクトである。歴史に残るほどの大魔法使い達のみが、他社の影響を受けないほど強力な改変を行うことを可能とし、彼らが残した武器や宝、そして書物は幾多の天変驚異によってその作成者の存在がこの世から消え去った今においても根強く残り続けている。

時系列

世界は大まかには幻影歴と幻影歴以前に大別される。

アカシックレコードを改変する方法を人間が発明する以前。人間はその力を頼ることなく原初の法則を元に世界を開拓し、その法則を研究して高度な文明を築き上げた。

しかし、アカシックレコードの改変によって世界の理が書き換えられた結果、かつて文明を支えていた多くのツールは利用不可能になるか無意味なものとなり、文明は崩壊しアカシックレコードの改変によって支えられた中世的な文明【幻影文明】の勃興に至った。

基本的に天変驚異が行われるたびに時間や暦、天体の動きすらも狂うため、人々は天変驚異を経験するたびに新しい暦を採用しており、統一歴は存在しない。そのため、どの時代が先でどの時代が後の時代なのかもはっきりしていないのが実情である。

ファースト・レコード以前


ファースト・レコード以降


最初期

変革時代

安定期

大陸戦争時代

300年の安定時代

新大陸時代

崩壊期