ローノシン大戦

ローノシン大戦は、近代においてローノシン大陸全土に及んだ大陸の覇権を賭けた戦争であり、大陸史上最大の戦争である。

概要

長らく大陸の覇権を握っていたが近代化に遅れたノヴァールに対し、いち早く近代化に成功した新興国カーサとの戦いを発端に、旧体制を打破し近代化改革に成功したモース王国、また他の大陸諸国、勢力もそれに続いたことで戦火がローノシン大陸全土に広がった。

カーサの伸長

多くの民族を持ちながら、長らく国家を持たなかったローノシンの精霊石使いたちであったが、「翼の書」の流通や、カーズ・ミューラーの登場もありカーサ共和国が成立した。カーサ共和国は建国以前から、その立地柄、世界情勢に敏感であり、また建国の勢いそのままに近代化にいち早く成功し、領土や歴史に関係なく一気に強国となった。

モース王国の改革

モース王国は長らく旧体制であったエノココ朝をキッカ２世を中心として打倒し、バルボアノ１世の調整策を経て、マヤコタフ朝の成立とキッカ２世の強権を持って、王権は維持しつつも近代化改革に成功し、勢力を盛り返していた。

諸勢力の動静

上記2国の他、反魔法国家ショギでは英傑ヨウォーサム・フェザーバース、召喚士勢力から天才ブム・ホウらを擁する静かなる休日が登場したことで、諸勢力もまた転換に成功していた。

ノヴァールの状況

一方、ノヴァールではシン朝による帝政が600年にも及び、近代化、変化に乗り遅れていた。トゥ＝セブン・コタを中心とするイド学派によってシン朝は倒され共和国が成立したが、長すぎた帝政と国土の大きさもあって改革は順調ではなく、近代化に後れを取ることになった。

カタイの悲劇

詳細は「カタイの悲劇」を参照

ジュテンバーチの戦い

詳細は「ジュテンバーチの戦い」を参照