ルール・オブ・プレイヤーズ

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ルール・オブ・プレイヤーズとはジュン・モーフェンによるファンタジー映画並びに関連作品の総称である。トルポスという架空の世界を舞台にしていることに由来する。

概要

ルール・オブ・プレイヤーズは、モーフェンの映画界復帰作である「いま一度!ゆるやかに旋回せよ」にて始まる。以降正編とされるルール・オブ・プレイヤーズ(Rule Of Prayers)が発表され、モーフェンの構想に基づく多くのスピンオフ作品が制作された。モーフェンは、トルポスサーガはすべて事実であると述べているが、一般には創作と考えられている。

作品

いま一度!ゆるやかに旋回せよ

トルポスサーガの第一作とされる短編作品。英雄たちが活躍する大掛かりな物語である他の作品と異なり、トルポスの市井の民の小さな事件を描いている。


ルール・オブ・プレイヤーズ

前期三部作

正編ルール・オブ・プレイヤーズの始まりのシリーズ。ローノシン大陸を舞台としているので、ローノシン三部作、またノヴァールが通して中心的な舞台であることからノヴァール三部作とも称される。

第一作。舞台は騎士文明国家で、戦乱の時代のノヴァールである。主人公はノヴァールの若き将軍トーリー・ローグラントで、彼が戦乱の世を治め、英雄となるまでを描く。

第二作。ノヴァールを舞台に、のちに聖女と称されたヨヨ・ヴァースの戦いの生涯を描く。前作の成功もあって、主演に人気アイドル女優を迎えた本作はシリーズ最大のヒットとなった。

第三作。ローノシン大陸最大の戦争であるローノシン大戦を描く。前二作とは打って変わって、大陸全土を舞台にし、ノヴァールだけでなく諸勢力の視点から物語が展開される群像劇となっている。作品の最後には、ノヴァール側の主人公であったロー・ベルが、これまで四帝大陸という名で存在を示唆されていたハクワサ大陸に上陸したところで物語は終わる。ファンからの評価は高いものの、必ずしも大衆向けな内容ではなく、本作以降は収益が徐々に減少していく。そのため以降の作品では資金繰りに苦労することとなる。

中期三部作

新たな舞台であるハクワサ大陸の物語。ハクワサ三部作とも称される。

第四作。ハクワサの中央に存在するタウコハの若き魔法使いハアリが主人公となっている。全編通じて魔法使いが主人公となっているが、これはシリーズ初であり、現在のところ唯一となっている。ハアリはハクワサの四大国ではなく、小国タウコハの人物であるが、物語は彼が各国を行き来する冒険活劇となっており、新シリーズの第一作として諸国の文化や状況を理解できる内容にもなっている。

第五作。ハクワサの騎士国家メラレムを舞台とし、再び騎士文明が中心となっている。メラレムの大戦国と呼ばれる戦乱の時代の、女将軍ラライを主人公としている。メラレムのみならず、アヴァやエイチェルといった外国も含む複雑な国際状況が描かれ、最後も大団円とは程遠く、他国の勢力伸長を止められず、国内は更なる騒乱を示して終わるという内容で、ファンからは最も賛否が分かれる内容となっている。

第六作。ハクワサの竜騎士国家アヴァを舞台とし、アヴァの使徒と称された英雄ユアシャーレの戦いを描く。前作では謎とされていた科学大国ルーファンの内情が描かれるなどハクワサ全土を舞台とし、さらにはローノシン大陸の様子も描かれる。作中終盤には、第三作でわずかに言及されたトルポス最大の大陸であるジーラ・レミ大陸も登場するなど、ワールドワイドな物語となっている。


後期三部作

新たな舞台であるジーラ・レミ大陸の物語。ジーラ・レミ三部作とも称される。モーフェンの死により、本作以降はモーフェンの遺稿をもとに他のスタッフによって制作されている。

第七作。東方であるレミ地方が舞台となっている。東方屈指の英雄譚である英雄エリーカ・ラフィングオーラと覇王バーキン・バウザーの戦いが描かれる。ジーラ・レミ独自の思想・政治体系であるエリス=バレント制が理解しやすい構図にもなっている。

第八作。ジーラ・レミの中心精霊石文明圏全体を舞台に、魔王と称されたマレーナ・エウーゴの生涯を描く。エウーゴはシリーズでも異質の悪の側面ももった人物であり、シリーズで唯一のピカレスク・ロマンの様相を呈している。

第九作。ジーラ・レミ全土を舞台に、精霊石文明圏以外に主眼を置いた群像劇となっている。作中一貫したテーマや舞台が示されず、やや難解な内容となっている。

幻の10作目

シリーズの集大成となる作品であるが、残された資料が不十分であることや、シリーズ史上最大級のスケールであることから資金面にも問題が多く、現在に至るまで制作が実現していない。判明しているところでは、トルポス全土を舞台とし、最も古い時代を舞台としているという。