リューコー・ヨイーズ
トルポス | |
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世界 | トルポス |
ジャンル | ファンタジー |
ルール | トーク: トルポスを参照 |
Qimiya |
リューコー・ヨイーズは、三帝一雄時代の政治家、軍人。後ダウェイ朝の開祖、初代皇帝。ノヴァール史上唯一の女性の王朝創始者。出生名はグラ。
概要
女性ながら長身で男勝りな人物で、その圧倒的な魔力と存在感で周囲から畏怖された。
当初は自身の強大な魔力の扱いに苦慮した(同様のエピソードはオネット・ミフランにもある)。また、病気にかかっていたこともあり、その立身はやや出遅れたが、自身の力の制御をものにし、また病気も完治して以降は至って健康で、ブライの一軍勢の首領にまで踊りでて、ついには王朝を開祖、史上初、そして唯一の女性の開祖となった。 政治家としてはその武勇が有名であったが、歴史家からはその外交、交渉において最大級の評価を得ており、また内政面も有能で当代隋一の名君であり、かのロック・ハックマンからも一目置かれた存在であった。
来歴
機会技師の家庭に生まれた。機械技師の社会的地位は魔法文明圏では高くないものの、裕福であり、なに不自由なく、お嬢様として育った。蝶よ花よと育たられた彼女の若い頃は、のちの威圧感に満ちた武人としての姿からは想像もつかない、か弱くつつましい姿であった。
しかし乱世にあって家族もバラバラになり、生き抜くために武人となることとなる。武人となってからは、その修練にさえもついていけず、またその世間知らずのより周囲からは危ぶまれたが、類まれな才とその反骨心により、次第に強靭な肉体と精神をまとった武人に生まれ変わった。その際に、自身の名を嵐を呼ぶという意味の"リューコー"と称するようになった。
当初は病気もあり立身は遅れたが、本格的にその才を開花されるとブライの指導者にまでのしあがり、ついには後ダウェイ朝をたて、ノヴァール史上初にして、唯一の女性の王朝創始者となった。
人物
威厳に溢れた出で立ちから、武人然とし、またまとった魔力の強大さは見るものを畏怖させた。一方、外交、調略、内政にも優れ、その武人の姿とは対照的なしたたかな政治家の面も持っており、同時代の傑物ロック・ハックマンとも対等に通じ合える唯一の存在でもあったという。