リコ・トゥービー
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リコ・トゥービーは、シン朝の開祖、初代皇帝。三帝一雄時代後期、ノヴァール王国連合の政権の混乱に伴い挙兵し、ロヒカオ朝の基盤を引き継いだシン朝を創始し、初代皇帝となった。その後王国連合が崩壊すると、瞬く間に勢力を伸張しアナン朝を滅ぼしノヴァールの統一を果たした。
概要
皇帝の末裔
リコの一門はロヒカオ朝の皇帝であったカケン・トゥービーを祖とする名家であったが、ロヒカオ朝がノヴァール王国連合によって滅ぼされると没落し、リコの半生も順風満帆とはいえないものであった。これに関して、彼もまた皇帝の末裔でありながらうだつの上がらない自身の現状を憂いていたという。
王国連合政権の混乱によりノヴァールが再び乱世となると、リコは「われは皇帝の裔なり」と標榜しロヒカオ朝の後裔たちを集め乱世を鎮めるべく挙兵した。軍人としては武将ではなく軍師として活躍し、祖先であるカケンを髣髴とさせる謀略やときに過激な用兵戦略を駆使し勢力を伸張させた。
皇帝就任以降
その後皇帝に就任し、シン朝を創始した。そして同時期に勃興したアナン朝と対峙しこれを破ると、ノヴァール全土を統一を達成した。以降も統治者として強権を駆使し政権基盤を安定させ、シン朝の礎を築いた。