ノヴァールの歴史

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ローノシン大陸
トルポス
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世界 トルポス
ジャンル ファンタジー
ルール トーク: トルポスを参照
Qimiya

ノヴァールの歴史ではノヴァールの歴史について述べる。一般的に、ノヴァールとは古モース語である『騎士』という意味のノヴォヲルという言葉に由来するとされている。ローノシン大陸では、純粋な魔法文明であるモース王国が古代より大いに繁栄、大陸全土に影響を及ぼしていたが、メラレム大陸より伝道したといわれる騎士文明が古代ノヴァール地方の人々に浸透すると、七都市時代頃にはモース王国からの影響を排除、その後三国時代、十二国時代を通じてノヴァール文明圏はモース大陸でも屈指の勢力へと成長していった。十二国時代後期のトーリー・ローグラントの時代には完全にモース王国との関係を逆転させ、ローノシン大陸でのノヴァールの覇権を確立させた。

神話時代

ノヴァール神話では、ノヴァールはレンメイと呼ばれており、主神テイギにより治められていたという。そのため、ノヴァール神話をレンメイ神話ということもある。神話の中では知神サレムや軍神カウゲラなどの華々しい活躍などが描かれている。神話ではあるが、実在が確認されている古ノヴァールの国家群などではノヴァールの地をレンメイと呼んでいたことが確認されており、また共通の伝説や風土、古王国や三国時代の人物や王家などが神話時代にルーツを持っているなど、実際の史実がもとにされていることは有力とされている。レンメイとはノヴァールの地そのものを指しているのか、それとも国家や連合などであったのか諸説あるが、近年では都市国家連合の名称であったのではとの説が有力となっている。

七都市時代

七都市時代、また上述の神話との関係などからレンメイ時代とも呼ばれる。実在が確認されている七都市がある。ミハラ国やツルヒル国はこのころから存在が確認されている。

人物

三国時代

 詳細は「三国時代」を参照

ミナハラ国、ミハラ国、ツルヒル国の三国が強盛となり、覇権を争った時代である。三国とも神話時代の神々をルーツに持つとされる。中期に一時テンチ国が強盛となったほか、都市国家ハンが独立を維持した。この時代に各国は都市国家連合から領域国家へとなっていき、またのちのノヴァール諸国の基盤が形成されていった時期でもある。

人物

十二国時代

 詳細は「十二国時代」を参照

三国が分裂し、十二国が成立。十二国が覇権を争った群雄割拠、乱世の時代である。のちのノヴァールでは選定王制度の成立による先覇王後(後述)の風潮が一般的となるが、この時期には大権を握った有力王や、逆に王を持たない国家なども存在した。後期には、有力国の一角であったシンキョウ国においてトーリー・ローグラントが登場し、統一を推し進めた。ローグラントの時代には、テンランの戦いを経たモース王国とのテンラン協定によって、ローノシン大陸の覇権を得ることとなる。ローグラントはシンキョウ国の将軍の身分であったが、主家であるウェーバー王家よりも多大な権力を有しており、事実上の帝政が開始されていた。彼の死後、事業を引き継いだオネット・ミフランが統一を完成させたことで十二国時代が終了した。

人物

ノヴァールの三傑

代表的人物



帝国時代

 詳細は「ノヴァール帝国」を参照

帝国時代、ノヴァール帝国時代、ウェーバー朝時代などといわれる。オネット・ミフランが十二国を統一し初代皇帝に即位し、ノヴァール帝国が成立、帝政が成立した。事実上の先代ローグラントからウェーバー王家、家臣の会議によってミフランへ大権が移った経緯や、ミフランが子宝に生まれなかったこともあって、ウェーバー家の臣下であったモーリーン・シンが2代皇帝に即位した。このことから、皇帝は王朝主家(選定王家)よりも序列が上であるが、皇帝継承候補は選定王よりも下に序列され、選定王家の臣下から皇帝が選定されるという選定王の制度が成立した。この制度はウェーバー朝ノヴァール帝国崩壊後も残り、各帝国の伝統とされ、諸王国間でも王は象徴的な存在で実権は臣下の有力者が持つという先覇王後の風潮が生まれた。以降の諸王朝はほぼ例外なく国号をノヴァール帝国と称したため、選定王家の名称を取って王朝が区別されるようになる。

帝国後継戦争

 詳細は「帝国後継戦争」を参照

ウェーバー朝ノヴァール帝国がルー国ウォーリー朝によって滅ぼされると、各地に帝国の後継を目指す王朝が誕生する。ウォーリー朝はこのうちのオーリーン国キンデン朝に敗れ滅亡し、一時キンデン朝が覇権を得るも同じく勢力を増していたブライ国ダウェイ朝、カウフ国ルーツ朝に押され、のちにダウェイ朝がキンデン朝、主家交代のあったカウフ国ルーツ・コーバ朝(後年の統一王朝コーバ朝と区別するためこの名で呼ばれる)を打倒し、ウェーバー朝に続く史上2番目の統一王朝となった。

人物

ダウェイ朝時代

 詳細は「ダウェイ朝」を参照

統一王朝となったブライ国は、王朝の重鎮であったチョチ・トクシが初代皇帝に即位した。ダウェイ朝は、ナナ・トゥルイ、マーリン・サンデンの時代に最盛を迎え、おおいに繁栄した。

人物

東西朝時代

 詳細は「東西朝時代」を参照

盛期を過ぎていたダウェイ朝後期、エン国でカミーユ・ロヒカオ(以下カミーユ)朝が勃興、統一王朝としてダウェイ朝は崩壊するも、一時王朝は存続し、同時にカウフ国コーバ朝、バハール国サイフォン朝も台頭した。ダウェイ朝は最初に滅亡すると、カミーユ朝も名君と呼ばれた二代皇帝グラハム・リトル没後は急速に衰退し間もなく滅んだ。サイフォン朝、コーバ朝はそれぞれ強盛となり、両雄並び立つ状態になったが、コーバ朝が勝利し統一王朝となった。ダウェイ、バハールがノヴァール東側、カミーユ、コーバは西側の王朝であったため東西朝時代と呼ばれる。

人物

コーバ朝時代

 詳細は「コーバ朝」を参照

コーバ朝は、功労者リッパー・コーカが初代皇帝となるが元勲に排斥される形で退位し、のち反コーバ組織を創設し反乱を起こす。鎮圧されるがこの残党がのちにダイタク朝の基盤となる。このため軍備が増強されたほか王権が強化された。それらのことが要因となり、コーバ朝は強力な軍事国家であった。

人物

香ミナハラ戦争

コーバ朝が滅亡すると、ノヴァール中原でシンキョウ国トーデン朝、フレイヤ国ダイタク朝、ルー国ニアウィステリア朝が覇権を争った。このうち最も強盛であったのはトウデン朝であったが、まもなく新興国家であったタイシュア国ロヒカオ朝が勃興する。タイシュア国はノヴァールの最西部に位置し、かつてはノヴァール文明圏に属さない地方であったが、帝国末期の「黒い霧」によって亡国となっていたリオン人が入植後は発展が進んでおり、ひそかに国力を強めていた。カミーユ朝滅亡後タイシュア国に亡命していたロヒカオ家を王に据えて中原の騒乱に参加すると、たちまちダイタク朝、ニアウィステリア朝、トーデン朝の順に滅ぼし統一した。この時代は期間も短く、ながらく時代名称が安定しなかったが、とある歴史家の「ミナハラの香りを興す三国騒乱」と評した言葉から、今日ではこの名で呼ばれることが多い。これは、ミナハラ国の根拠地であったシンキョウと、フレイヤ、ルーの2国が、かつてミナハラ王家を王位に据えたことがあったためである。

人物

ロヒカオ朝時代

 詳細は「ロヒカオ朝」を参照

ロヒカオ朝は成立後強力な中央集権政策をとり、絶対君主制を確立した。また厳格な法治国家で民衆を支配した。中央集権、法治主義を掲げた国家体制としてカミーユ朝のころより萌芽がみられたロヒカオ=シン体制がこの時期確立したが、ロヒカオ朝はそのなかでもとりわけ厳しい統治形態であった。

人物

三帝一雄時代

 詳細は「三帝一雄時代」を参照

厳格すぎる統治形態は後期には悪政を助長するものとなり、ロヒカオ朝は国力が弱まった。このころブライ国に後ダウェイ朝、カウフ国に後コーバ朝が成立し統一が崩壊、一時後コーバ朝が覇権を得るも、ハン国で勃興したノヴァール王国連合が乱世に嵐を巻き起こし、一時ノヴァールを統一、史上初の連邦制を開始するが、わずか23年で瓦解した。こののち、王統の途絶えたタイシュア国は新たな王を据え、シン朝を創始。同様にカウフ国もアナン朝を創始するが、短期間のうちにシン朝が勝利し統一を完成させ、帝国を創設した。この時代は、ロヒカオ朝とかつての統一王朝の系譜を継ぐ二国を三帝とし、これに連邦制のノヴァール諸国連合を加えて三帝一雄時代と呼ぶ。

人物

シン朝時代(第一次)

 詳細は「シン朝」を参照

人物

帝間期

人物



シン朝時代(第二次)

人物

シン朝時代(第二次)

共和制

人物

ローノシン大戦

 詳細は「ローノシン大戦」を参照

人物