トルポスの主な文明圏
トルポス | |
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世界 | トルポス |
ジャンル | ファンタジー |
ルール | トーク: トルポスを参照 |
Qimiya |
トルポスの主な文明圏の項では、トルポスを構成する主な文明圏を説明する。
概要
トルポスを構成する主要な要素として、魔法の存在があげられる。魔法は魔力によって使役されるが、魔力はトルポスの人間ならば誰もが持っているものとされる。個人によって魔力の質や量、強弱も違いはあるが、魔力を持たない人間は基本的にはいない。このため、魔力は一種の生命エネルギーとみなされている。トルポスの文明は、魔法を中心した文明と、それを以下に使役するかの文明に大別され、さらに、魔法に反する文明が存在する。
各文明の概要
魔法文明
強大な魔力をもった魔法使いが中心となった文明圏。かつて世界はすべてこの形態の文明であったと考えられている。その勢力は個人の魔力に依存する。歴史上の多くの文明はこの文明にいかに対抗するかという考えから発生したと考えられている。洗練された組織力をもった多文明の発展によって古代以降は各地域における主要な勢力や国家であることは少なくなったが、いまなお魔法使い国家は多く存在し、また各国においてもしばしば強力な魔法使いの登場は社会に多大なインパクトや影響を与える。
詳細は「魔法文明」
精霊石文明
魔石とも称される。「トルポスの歴史とは精霊石文明の歴史である」といわれることもある世界でも特に主要な文明圏である。今日でも世界の約七割がこの文明圏に属するとされている。精霊石とは魔力のこもった石のことで、これを使うことでだれでも魔法を使うことができる。使うことに労苦が少なく、使い方も多岐に渡りその用途は極めて広く、強力な魔法からバラエティに富んだものまで使うことができ、その汎用性の高さから古代より世界中で広まった。上述のように世界の主要な文明圏であり、大小含め多くの国家が存在している。また、この文明から派生した文明も数多い。
詳細は「精霊石文明」
魔導文明
魔法を使役する文明であるが、それを利用するのに主に魔法陣や魔導書を用いる。知識さえあればどんな魔法でも使役することができるため、練達した者は強力な存在となるが、一方で高度な知識体系の習熟が必要なうえ、教養のみならず高い状況把握能力や判断力も必要となる。習得のむずかしさからか、世界各地でに広まった文明であるものの、一国家や一勢力として強盛を誇ったことは少ないが、世界的に高名な人物は多数輩出している。
詳細は「魔導文明」
召喚士文明
召喚士はしばしばトルポスの魔法体系において最高位の存在とされる。魔力をもって強大な力をもった幻獣を召喚し使役する一派であるが、そのためには極めて強大な魔力が必要とされる。そのため召喚士は幼少より類まれな才能と特別な教育が施される。召喚士はそのひとりひとりが大魔法使いと同等かそれ以上の魔力を持っているとされるが、それゆえ個々が極めて希少な存在であるため国家規模の勢力は誕生しないとされる。また、個人で召喚できるのは低位の召喚までで、兵器級として扱える強力な召喚は個人では不可能なため、召喚士たちはなんらかの集団を成していることが基本である。それためか、歴史的にみて突出して知られた個人の存在は少なく、集団としての名が知られることはほとんどである。
詳細は「召喚士文明」
竜騎士文明
その名の通り竜を使役する文明である。一般的にその性質上魔法を使役する、という概念からは遠く感じるが、竜とはトルポスの生命体でありながら突出して魔法との相性に優れた存在であり、それゆえか竜は魔法と同等の扱いを受ける。竜は各地においては扱いの難しい生き物と考えられていたためあまりこの文明は発展していなかったが、竜騎士国家のアバンが一時世界に多大な影響を与える興隆を迎えてからは、その使役法も知られるようになり、文明圏が拡大することとなった。
詳細は「竜騎士文明」
騎士文明
騎士というものの、実際には魔力を帯びた道具を使う文明圏でもある。ハクワサ地方の大国メラレムや、モース地方の大国ノヴァールなどが代表する国家である。
詳細は「騎士文明」
風水士文明
魔法とともに、自然や地理的要因を活用した文明。魔法はこれらを利用する際の発火点として利用されることが多い。主に厳しい自然を要する厳寒地域などで使われることが多く、ハクワサの大国エイチェルなどがその代表である。
詳細は「風水士文明」
人形使い文明
道具として人形を用いる文明。人形を魔力によって操り使役する。これを扱うには特異な技術が必要とされるため、国家規模で強力な勢力となることは少ないが、その有用性から各地で重用されることが多いため、世界的分布では精霊石文明に次ぐとも言われている。そういった点は魔導文明と似ており、同様に世界的に高名な人物は多数輩出している。
詳細は「人形使い文明」
魔獣使い文明
魔獣と称するが、人間以外の動物を使役する文明圏である。幻獣や竜が兵器としての側面が強いのに対し、この文明圏ではより一般的な動物が対象となるため、労苦が少なく、また用途も広い。そのためか世界各地で文明圏が広がることとなった。魔法は動物とのコミュニケーションに使われることが多い。
詳細は「魔獣使い文明」
錬金術文明
錬金術に重点をおく文明。錬金術師は古来より各地に存在し、現在でも各地で重要な役割を果たしている。もともと錬金術は精霊石を人口で生み出すことから発展した文明であるため、精霊石文明のある地域では錬金術師たちの活動も活発である。特筆すべきは錬金術師たちが建設した国家ホミアが存在することであり、独自の発展を遂げ強国となっている。
詳細は「錬金術文明」
機械文明
機械に重点をおく文明。機功士や技師などの技術者たちの集団であり、各地にてその存在は不可欠なものであるが、一方で古代では魔法至上主義な考えから異端とされることもあった。特筆すべきはそういった者たちが建設した国家ルーファンで、独自の発展を遂げたルーファンは今日には超科学国家として世界屈指の超大国になっていることである。
詳細は「機械文明」
反魔法文明
魔法が世界の根幹をなすトルポスにおいて、それを否定し魔法を使わない文明。魔法と相性の悪い物質等が使われている場合が多い。機械文明などと異なり、明確に魔法を否定づるという側面を持つ。その性質にも関わらず、世界各地に分布しており、高名な人物も多い。