テムダン

テムダンとは、アヴァの軍人、政治家。アヴァ連合の大統領。同時代のカンベー、オニンシャらとともにポスト・ユアシャーレ時代のの3巨人と称される。前二人と比較し華やかさはなかったが、安定感と着実な政治姿勢、実績によって史上最高峰の政治家の一人に数えられる。

概要

鳴り物入りで政界入りした彼は、周囲に環境にも恵まれ、また彼自身の不断の努力と天性の素養により、早くから大統領職に就くなど、華々しい実績を上げた。

その後、カンベーとオニンシャを擁したラランの勢いに飲まれる形になったが、彼はアヴァ屈指の大物として君臨することとなった。

彼は華々しさはなく、地味な印象を与える人物であったが、民衆への献身的な態度、偉人のメンタリティを持つ精神的に浮ついたところのない逞しさを持ち、抜群の政治IQと無駄を一切排した実務能力で、テムダンはアヴァトップクラスの政治屋であり、内政家であり、軍人であり、経済家であり、そして演説家であった。

しばしば「退屈である」と評されつつもその信頼感から幾度も大統領職を歴任し、国家の安定、発展に大きな功績を残した。彼を同時代の最高の偉人と評さるものも多い。