ティカリオ・ギャジャホン

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ティカリオ・ギャジャホンは、十二国時代のブライ国の軍師。ブライ国建国の中心人物であり、ブライの国父といえる人物である。ライス・ギャスリンダンクとともに草創期で弱小国家であったブライを支えた人物。十二国の十二謀の一人。

概要

悲運で知られる人物であり、幼少期からその人生は逆境の連続であった。ブライの名家であったものの、当時ブライはツルヒル国内では微妙な存在であり、彼の一族は民族の自立とツルヒル国家からの圧迫を同時に受ける難しい立場にあった。そんな状況のなかで、父は心労と過労でなくなり若かった彼が家督を継ぐこととなる。その後ツルヒルの国政に参加するが、それは民族の代表としての意味も含んだもので、若くして常に難しい立場にいたといえよう。

こういった立場にありながらもその才は輝き、若くしてツルヒル屈指の軍師としての地位を固めるが、同時代に彼以上に華やかな活躍をしたツカサ・タクワがおり、彼と比較されツルヒルでの地位を確固とすることもできなかった。彼自身はツルヒルで自身の地位と存在を確固たるものとし、民族融和の象徴となる平和的展開を望んでいたという。しかしこれもかなわず、民族間の亀裂やそれに伴ってギャジャホンも危険視されるようになり、ついにブライ独立を目指すこととなる。

独立に際し、ライス・ギャスリンダンクという若年の天才軍師が彼に賛同したことが大きく、それは達成されることとなるが、彼自身は痩せた土地がほとんどで文化水準も低かく、さらに周囲を強国に囲まれたブライの独立とその維持が非常に厳しいこととなることを予想していた。実際草創期のブライは苦難の連続であった。

彼の死後は同じくブライの大物であったギャスリンダンクが国政を引き継いだ。ブライは十二国後期よりついに発展がはじまりのちに、ノヴァール屈指の先進地域となる。