チョチ・トクシ

チョチ・トクシはダウェイ朝の開祖、初代皇帝。ブライ史上最強の将軍と評され、帝国末期よりその名を全国に轟かせていた。帝国崩壊後はブライの重鎮としてその躍進に寄与し、ブライでの王朝建設の機運が高まると皇帝に推挙され、その初代皇帝となった。

概要

ブライの名門出身ではあり、その才は一部で評価されていたもののかならずしも有力な人物ではなかった。のちにその豪勇で知られることとなるが、駆け出しのころはむしろ頭脳派の人物であった。しかしながら、当時ブライの重鎮であったショウ・ブルの目に留まり徹底的に指導され、その武勇が花開き、その名はブライを飛び越えてノヴァール全土に響き渡るようになった。

以降ブライを代表する将軍として君臨すると、すでに衰退していたノヴァール帝国に対する反帝国の旗手の一人として重要な役割をこなし、帝国滅亡後はその混乱の時代において十分な役割を果たした。

ダウェイ朝設立時はすでに高齢であり全盛期ほどではなかったものの、ブライは有能な人材が多くいたこともありダウェイ朝が建国され、ブライの重鎮であった彼が皇帝に推挙された。その後もブライは順調に国土を制圧し、ついにノヴァール全土の統一を果たし、統一王朝となった。