ジョーディマ
ジョーディマとは、メラレムの軍人、政治家。バサスターの王。第二次ベール朝三代皇帝のジョルジオの直系の子孫である。崩壊した王朝の再興をめざしメラレム統一を進めたが、大災害によって悲劇的な最後を迎えた。メラレムを代表する英雄とみなされており、多数の逸話、特に美の妖精リリー・ロとの恋愛譚はメラレムにおいて最も高名なロマンスとして今日でも愛されている。これらのことから、メラレムにおいては文化的象徴としてはベール以上とみなされることもある人物である。
概要
家祖は第二次ベール朝最高の皇帝とされるジョルジオ。優雅帝と称された祖と同じく、知性、意志、肉体、魔力、カリスマ性を備えた人物であり、またその生涯や実績のドラマ性もあってメラレム史上最も華やかな人物とされる。
帝国の再興をめざしメラレム統一を目指すと、その才覚とカリスマによって瞬く間にメラレムの風雲児となった。
56連勝
彼は統一事業開始後、強国ひしめくなか短期間において対外戦争において56連勝という破竹の快進撃を進めその統一を推し進めた。しかしながら、トンヲ=ヤブン国の怪物テリアムに敗れその快進撃が止められ、統一は叶わなかった。
大災害
統一事業はいったん中途となってしまったが、その後も治世のなかで途上にあった彼だが、時悪しくかの大災害が発生。彼は敵対していた勢力とも強力して大災害に立ち向かったが最後は戦死した。
ロマンス
美の妖精リリー・ロとの悲恋は非常に有名であり、メラレムを代表するロマンスとして知られている。
評価
その魅力あふれる個性や、リリー・ロとのロマンス、ライバルであるテリアムの存在、そして最後はライバルたちと手を取り大災害に立ちむかい、悲劇的な最期を迎えたことなど、多くのドラマ性をもった生涯で、メラレム史上屈指の英雄とされ、メラレムにおいては文化的象徴としてはベール以上とみなされることもある人物である。