カーサの歴史
カーサの歴史ではカーサ共和国ならびカーサ文化圏の歴史について述べる。カーサとは古モース語で「精霊石」を意味し、世界でも最も広く分布している精霊石文明圏の一つでもある。精霊石文化はローノシン各地にて古い時代より存在しており、それは民族的にも一般的にも広く普及していたものであったが、一方で国家を創設するなどの潮流は見られなかった。しかしながら、ローノシン北方を中心に次第に独立意識が高揚し、カーサ共和国が建国された。
カーサ共和国は当時ローノシンでは珍しかった近代化政策を促進し強国になり、一時ローノシン最大国家であったノヴァール帝国を飲み込む勢いであった。
建国以前
建国以前は大陸各地に精霊石文明はあったものの民族意識、連帯意識は薄かったものの、一方で族長カーマ1世など一時モースを席巻した人物なども存在する。 カーサの国家意識が高まるのは「ツバサの書」という思想書が登場し、爆発的に広まったことが最大の要因とされている。
共和国建国
カーサの国家建設の意識の高まりにより、ついにカーサ共和国が建国。建国の中心的な役割を果たしたカーズ・ミューラーは初代首相となると、先進的な近代化政策を推進し、一気にカーサを強国へと成長させた。
人物
ローノシン大戦
詳細は「ローノシン大戦」を参照
近代化を成功させたカーサは長らくローノシンの覇権を握っていたノヴァールと対峙。ノヴァールはこのころようやく連邦制となり、カーサに後れを取っていた。結果両国は戦争状態に入り、また同じく近代化を成功させていたモース王国も交えるようになる。
再構築
結果的にノヴァールとの戦争とは敗北したことで大陸での勢力拡大は断念することとなる。国土や資源ではさほど恵まれいるわけではないカーサは新たな発展の道を模索することとなる。
人物
海外進出
かねてより考えられていた海外進出がディ・ナキータの代になって本格化、以後海洋国家として発展していくこととなる。