エガオロセン
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エガオロセンは、風水士国家エイチェルの政治家、軍人。レプタンス家の宮宰。ゲートバーズ=ベーテ家の管領。ゲートバーズ=ベーテ家の最後の黄金時代を築いた偉人。
概要
彼はその才能はもとより、風水術に対する情熱が幼少期よりすさまじく、多くのエピソードを残している。彼は、幼くして風水術に目覚めると、寝る前に風水士の装束、魔導具一式を見つけて睡眠し、夜明けとともに術式場に忍び込み、修練したといわれる。また、風水の御前試合なども、開始に待ちきれず、4日前から御前装束に着替えて杖を持っていたという。
当然、彼は有望な風水士として注目されることとなった。ゲートバーズ=ベーテ家は彼を熱望し、様々な工作を行った。結果彼はゲートバーズ=ベーテ家の将校となる。
しかし、彼は若くして順調な成功を収めたが、一方彼への強すぎる期待や、ライバルであるマーオンが若くして華々しい活躍をしたこともあって当初は厳しく評価された。
彼が飛躍するのは、風水士では一般的な魔封具の使用をやめてからである。風水士は土地、環境を使用するため、周囲への影響が大きく、また術士本人への危険が及ぶため制御のために魔封具を使用するが、彼はそれをやめたことで創造的と果敢な彼の風水術と長髪が風になびく姿がよくマッチしたといわれた。
彼の術式や功績を含め、しばしばのちの大英雄ラルカーンの先駆をなしたといわれる。